2021/11/02 10:46




こんにちは!


漢方茶ショップ SHANTI(シャンティ) 店員の本田です^^



今回は「SHANTIのこだわり」についてお伝えしていきます。



漢方茶は「漢方薬」と同じ、東洋医学の理論に基づいてブレンドしたお茶のことです。



漢方薬に使われる材料を「生薬(しょうやく)」と言いますが、生薬は、


「上品(じょうほん)」



「中品(ちゅうほん)」



「下品(げぼん)」


の3つのランクに分けられています。



「上品」は「じょうひん」、「下品」は「げひん」と読むのが現代では一般的ですが、それと同じ漢字を使います。


このランク分けは、中国最古の薬物学書と言われる「神農本草経」に由来しているそうです。



さて…^^

みなさんは、生薬の「上品」と聞いて、どんなものかイメージが湧きますか?


私は「上品」=ランクが高い=即効性が高い・よく効く、と思ったのですが…大外れ!でした(笑)



「上品」とは、作用が穏やかで、長期間服用しても副作用がほとんどない生薬のことを言います。


生命力を養ったり、体質改善のために使われます。

また食品として売られているものが多く、中華料理店などで目にすることも。


たとえば、甘草(カンゾウ)・人参(ニンジン)・枸杞(クコ)・胡麻(ゴマ)・ハト麦などがこれにあたります。



次に「中品」とは、上品の生薬よりも作用は強いのですが、長期間または多く摂ると毒にもなるため、注意が必要な生薬のことを言います。


病気の予防に使うことが多いものです。


たとえば、芍薬(シャクヤク)・麻黄(マオウ)・当帰(トウキ)などがこれにあたります。



最後に「下品」とは、病気を治すときに一時的に使う生薬のことです。
作用が強いので、長期間服用することは避けます。


たとえば、半夏(ハンゲ)・大黄(ダイオウ)・桔梗(キキョウ)などがこれにあたります。




漢方薬ショップ SHANTIで販売している漢方茶はほぼすべて「上品」の材料を使ってブレンドしています。





つまり


★毎日・長期間飲んでいただいても安心で、


★お客さまの元気を養い、体質改善する、


そんなこだわりを形にした漢方茶なんです!



組み合わせにもこだわって…というところまで書くと、長くなりますのでまたの機会に。



今回は漢方茶ショップ SHANTIのこだわりの1つをお伝えしました♪



ではまた^^